学校長あいさつ
人吉西小学校は、本年度で創立136年目を迎えました。また、人吉市の北西部「鳥が丘」に学校が移転して76年目となりました。
校 歌
球磨の流れを前にして
江代、市房、白髪岳
眼路の限り見はるかす
わが学び舎の明け暮れは
望みも遠く開くかな
上の校歌は、昭和10年に鳥が丘に新築移転された学校の落成を記念して創られたものと聞いています。球磨の三山と人吉盆地、その中を悠々と流れる球磨川、この絶景を見はるかす鳥が丘台地に堂々と建っている人吉西小学校、様々な困難を克服して建設された当時の関係者の方々の、学校への篤い思いが伝わってきます。
平成23年度人吉西小学校は、317名の児童と28名の職員でスタートいたしました。今年もまた、二中校区の学校支援ボランティアの方々や子ども王国保安官の方々、竹坂ボラカツの方々等、多くの方々にご支援いただきながら、子ども達が安心安全で豊かな学校生活を送ることができ、大変嬉しく思います。
いよいよ本年度から新学校指導要領が全面実施となりました。今回の学習指導要領は、教育基本法等で明確になった教育の理念を踏まえ、「生きる力」を育成するために「豊かな心」「確かな学力」「健康な体」をバランスよく身に付けさせることとなっています。
これらを受け、今年の学校教育目標を
「心豊かでたくましく、共に学び合う子どもの育成」としました。
また、本年度の重点努力事項として、「命を大切にする教育の推進」「わかるできる授業づくり」「自ら行う健康づくり」の3つの柱を中心に、教育活動を行っていきます。
心の教育の面では、「命を大切にする教育」を中心に、いじめや不登校、生徒指導の問題にも職員組織として取り組みます。また、学校は子ども一人一人の居場所があり、明日の出会いを楽しみにできるものであってほしいと願っています。
学力充実に関しては、「子ども達に学力をつけるのは教師の使命である」ことを合言葉に、昨年に引き続き教師の授業づくりを中心に取り組んでいきます。基礎基本や学習訓練を徹底して指導し、子ども達の学ぶ基礎を培ったうえで、自分の考えをしっかり持ち、それを相手に分かるように表現することなど、言語活動を通して本校の課題でもある、思考力、判断力、表現力を身に付けさせたいと考えています。
また、学習への関心・意欲や理解力を高めるために、昨年度整備していただいたICT機器を十分に活用する授業にも挑戦していきます。
健康面では、体力テストの結果を踏まえ、個人の課題を克服する体育活動や、健康診断の結果から、自分の健康に関心を持ち、病気の治療や予防を積極的に行う意識を高め、将来にわたって健康な生活をおくる基盤を培いたいと思います。
まだまだ課題は多くありますが、幾多の先達が築かれてこられた歴史と伝統ある「人吉西の名にかけて」全職員が一丸となって、教育を推進してまいります。
平成23年4月
人吉市立人吉西小学校長 荒嶽 由美
